【必見】失敗しない大型パラソルの選び方11のポイント

2025.03.20
暑さ対策・紫外線対策 パラソル 設置事例

ホテルやレストランのテラス席、ガーデン、商業施設のオープンスペースをおしゃれに演出したいとお考えですか?大型パラソルは、快適な日陰を提供しつつ、空間の雰囲気を一新する素晴らしいアイテムです。しかし、種類や機能が多岐にわたるため、どのパラソルを選べばよいか迷ってしまうことも。
そこで、大型パラソルを選ぶ際に押さえておきたい11のポイントをご紹介します。

大型パラソルの選び方11のポイント

1. パラソルのタイプ・支柱の位置を選ぶ

センターポールタイプ

パラソルの中心に支柱があるタイプです。テーブルにセットして使用するのが一般的です。
抜き差しが簡単にできるため、管理しやすく、移動も簡単です。

センターポールタイプパラソル
センターポールパラソルの例 耐風パラソル「ノバ」

片持ちタイプ サイドポールタイプ

支柱がパラソルの片側にあるため、下部のスペースを広く有効に活用できる点がメリットです。
テーブルや椅子の配置が自由で、開放的な空間を演出できます。

片持ちタイプパラソル
片持ちタイプのパラソルの設置事例 大型パラソル「ステラ」

2. 支柱の素材を選ぶ

木製

木製支柱のパラソルは自然素材ならではの風合いが魅力で、温かみのある優雅な雰囲気を演出します。
ただ紫外線や湿気などの影響を受けるため、腐食を避けるためメンテナンスが必要です。

木製支柱のパラソル
カフェの屋上テラスに設置した木製支柱のパラソル事例 大型パラソル「カプリ・レーニョ」

オーニングとパラソルのメンテナンス術 ~長く安全に使用するためのお手入れ方法~
メンテナンス方法についてはこちらをご覧ください。

アルミ製

アルミ製支柱のパラソルは軽量で耐久性に優れているため、腐食に強く、お手入れも簡単です。紫外線や雨を受ける場所に設置する場合は、アルミ製がおすすめです。
また、雰囲気としてはスタイリッシュな印象を与えます。

アルミ製支柱のパラソル
カフェテラスに設置したアルミ製支柱のパラソル事例 大型パラソル「イスキア・グラファイト」

アルミ製で木目調の支柱という良いとこどりなタイプも!

自社製の大型パラソル「ステラ」はアルミ製の支柱ですが、木目調シートを貼った仕様もオプションで対応しています。
耐久性とナチュラルな雰囲気を両立させたハイブリットタイプです。

アルミ製・木目調仕様の支柱のパラソル
レストランのテラス席に設置したアルミ製・木目調仕様の支柱のパラソル設置例

3. 生地の色を選ぶ

タカノの大型パラソルの場合、オフホワイトの生地が標準仕様です。

パラソルのキャンバス生地
標準的なオフホワイトのキャンバス生地
オフホワイト色のキャンバス生地のパラソル
オフホワイト色の生地のパラソル設置例

また、タカノの大型パラソル製品「ステラシリーズ」、「ノバ」では、オプションで25色から選べる「シャガール」という生地に変更できます。
設置場所によっては景観の関係から色の制限がある場所もありますので、色指定を考慮しながら、施設のデザインや演出したい雰囲気に合わせて選びましょう。

キキャンバス生地色見本
カラーバリエーション豊富な生地「シャガール」

4. 生地の素材を選ぶ

生地は色の違いだけでなく、機能性にも違いがあります。 「3.生地の色を選ぶ」でご紹介した標準的なオフホワイトの生地は、アクリル生地で撥水加工が施されており、基本的な日除け機能を備えています。
また、オプションの生地「シャガール」は屋外で気になる紫外線を防いでくれるUVカット機能のほか、防炎機能も備えています。
色だけでなく、施設の防炎指定に合わせて機能性も考慮し、生地を選びましょう。

5. 開閉方法を確認する

ロープ操作

ロープ操作はセンターポール部分に設置されたロープを引っ張り、ロックするだけで開閉ができます。

パラソルの開閉の様子
パラソルをロープ操作で開閉する様子
大型パラソル:ステラCP
ロープ操作のセンターポールパラソル「ステラCP」

上下スライド式の操作バー

片手で簡単に開閉でき、スムーズに操作できる点が特長です。
タカノの大型パラソル「ノバ」の場合、操作バーのロックを外し、上部ストッパーに当たる部分まで押し上げ、操作バーをロックし開閉できます。

パラソルの開閉の様子
操作バーをスライドさせパラソルを開く様子
耐風パラソル「ノバ」
センターポールパラソルの例 耐風パラソル「ノバ」

ハンドル操作

据置き式のハンドルを回すだけで開閉できます。大型のパラソルでも楽に操作できます。

キキャンバス生地色見本
ハンドル操作でパラソルを開く様子

6. パラソルのサイズを選ぶ

パラソルの選定の際には、大きさにも種類があります。
使用する場所や使う人数を把握しておくことが重要です。
例えば8人で使用する、4人で使用する、2人で十分など、使用する場所、用途によっても変わってきます。
大きすぎるパラソルを選択すると扱いにくい場合もありますので、ご注意ください。

2人程度に最適な 2m×2m

片持ち大型パラソル:イスキア・グラファイト2000
2人程度に対応のパラソル寸法図と、日よけ設置事例 コンパクトパラソル「イスキア・グラファイト2000」

4~6人程度に最適な 2.8m×2.8m

片持ち大型パラソル:イスキア・グラファイト
4~6人用のパラソル寸法図と、日よけ設置事例 イタリア製パラソル「イスキア・グラファイト」

8~10人程度に最適な 4m×3m

片持ち大型パラソル:カプリ・レーニョ
8~10人用のパラソル寸法図と、日よけ設置事例 イタリア製パラソル「カプリ・レーニョ」

7. パラソルのデザイン・形状を選ぶ

パラソルの大きさとともに、形状やデザインも重要なポイントです。

形状は、四角形、六角形、八角形、フリル付き、和傘タイプ、片持ちスライド式など様々なタイプがあります。
空間の雰囲気やコンセプト、建物との納まりもふくめ、選定ポイントに加えましょう。

片持ち大型パラソル:ステラ スクエア
四角形のパラソル「ステラ スクエア」
片持ち大型パラソル:イスキア・レーニョ
六角形のパラソル「イスキア・レーニョ」
片持ち大型パラソル:ステラ
八角形のパラソル「ステラ」
片持ち大型パラソル:カプリ・グラファイト
フリル付きパラソル「カプリ・グラファイト」
大型パラソル:MIYABI
和傘パラソル「MIYABI」
片持ち大型パラソル:フレクシー
片持ちスライド式「フレクシー」

8. 風対策を考える

屋外用パラソルは風の影響を受けやすいので、安全対策が必要です。
強風時や、使用しない夜間などは、転倒・破損を防ぐために必ずパラソルを閉じてください。

キキャンバス生地色見本

風対策が施されたパラソル

日本特有の強風対策として、強風時に風を逃がす機構が搭載された製品を選ぶことで、破損リスクを軽減できます。

タカノ製の風抜き機構が搭載されたパラソルは、吹き上げる風を逃がし、転倒・破損を防ぎます。

キキャンバス生地色見本

タカノ製の風抜き機構が搭載されたパラソル

片持ち大型パラソル:ステラ
大型パラソル「ステラ」
大型パラソル:ステラCP
大型パラソル「ステラCP」
大型パラソル:ノバ
耐風パラソル「ノバ」

イタリアFIM社製パラソルは強風時パラソルが傘骨から外れるバネクリップ機構を搭載しています。

FIM社製パラソルの構造

イタリア FIM社製の風対策が施されたパラソル

FIM社製パラソル一覧

イタリア FIM社製のパラソル製品を見る

9. 設置方法を選ぶ

パラソルを設置する場所の条件によって、設置方法が異なります。
設置場所によっては、移動がしたい、足元をスッキリさせたいなどのニーズがあります。
設置場所の条件や利用目的によって適切な設置方法を選びましょう。

ウエイトでの設置

標準の設置方法はベース部にウエイト荷重をかけた設置方法です。

パラソルのベースウエイト
標準仕様のウエイト荷重での設置方法 右はベース部分をカバーで覆うタイプ

移動式仕様

イベントに合わせて設置し、使わない時は移動したい、レイアウトを変えたい場合は移動式のパラソルがおすすめです。

パラソルの移動の様子
移動式パラソル 左は設置後に固定させるアジャスター 右は移動させている様子

アンカー固定

足元をすっきりさせたい場合は、地面に固定するアンカー固定での設置がおすすめです。

パラソルのアンカー固定の様子
アンカー固定したパラソル 固定方法は製品や設置場所により異なります

10. 日差しの移動への対応

太陽の日差しは時間帯によって動くため、人が使用する家具などから日陰が移動してしまいます。
この太陽の動きに対し、日陰をコントロールできるかがポイントです。

日陰の場所

支柱回転機能

パラソル自体が360度回転するタイプを選べば、日陰の位置を簡単に調整できます。
片持ちタイプのパラソルなら、 支柱を中心に360度回転するため、日差しの位置に合わせてパラソルを動かし、日陰の位置を変えることができます。

移動する日陰の場所
日差しに合わせてパラソルを回転させ、ほしい場所に日陰をつくる

11. テーブルとの干渉を確認

パラソルを閉じたときの地面までの高さを確認しましょう。テーブルや椅子と干渉しないか事前にチェックし、必要に応じて干渉を避けるデザインのパラソルを選びましょう。
例としてステラ(八角タイプ)は地面から950mm、ステラスクエアタイプは450mmとなります。
パラソル下で使用する家具の高さによって、開閉に支障がでますので、予め把握しておく事をおすすめします。

パラソルのテーブルの距離
左:大型パラソル「ステラ」(八角タイプ)を閉じた様子、右:大型パラソル「ステラ スクエア」を閉じた様子

コンパクト収納タイプのパラソル

傘部分を柱側にコンパクト収納するタイプもあります。テーブルとの干渉を防ぐ機能性パラソルです。

パラソルのテーブルの距離
コンパクト収納できる機能性パラソル イタリアFIM社製「ロディ・グラファイト」

選定ポイントでみるパラソル一覧

タカノ製 大型パラソル一覧 [別ウィンドウで開く

タカノ製パラソルの特長としては、
①オプション対応で防炎生地に変更が可能
②強風対策のベンチレーション搭載
があげられます。
風の強い場所に設置をお考えの際はぜひご検討ください。

製品名 ステラ ステラ スクエア ステラCP ノバ MIYABI
製品画像
価格(税抜) 617,400円 617,400円 434,300円 98,000円 907,600円
価格(税込) 679,140円 679,140円 477,730円 107,800円 998,360円
①パラソルのタイプ(支柱の位置) 片持ちタイプ・サイドポールタイプ センターポールタイプ
②支柱の素材 アルミ(艶消しブラック) アルミ押出し材(ブラック)
③生地の素材と色 アクリル生地(オフホワイト)【撥水】 ※オプション:生地色変更可能(シャガール:【撥水】【防炎】) アクリル生地(PARA【撥水】)
④開閉方法 据置き式ハンドル手回し操作 ロープ操作 操作バー 上下スライド クランクハンドル手回し操作
⑤サイズ 4~6人対応 4人対応 2~4人対応 8~10人対応
⑥デザイン・形状 八角形デザイン 四角形デザイン 八角形デザイン 六角形デザイン 和傘デザイン
⑦風対策 風抜き機構 ベンチレーション搭載
⑧設置方法 標準ベースウエイト仕様 ベース仕様 標準ウエイト移動式仕様
アンカー仕様
移動式仕様
⑨日差しの移動への対応 支柱回転


⑩テーブルとの干渉 地面まで 950mm 地面まで 450mm 地面まで 986mm 地面まで 751mm 地面まで 800mm

※価格にウエイト、ベースは含まれておりません。

FIM社製 大型パラソル一覧 [別ウィンドウで開く

イタリアFIM社パラソルの特長としては、
①風対策のバネクリップ機構が搭載 ②大きさやデザインのバリエーションが豊富な点
があげられます。

製品名 カプリ・レーニョ カプリ・グラファイト イスキア・レーニョ イスキア・グラファイト
2800
イスキア・グラファイト
2000
ロディ・グラファイト リオ フレクシー アルゼーロ
製品画像
価格(税抜) 457,600円 457,600円 378,400円 411,200円 343,200円 459,800円 261,800円 994,000円 147,200円
価格(税込) 503,360円 503,360円 416,240円 452,320円 377,520円 505,780円 287,980円 1,093,400円 161,920円
①パラソルのタイプ(支柱の位置) 片持ちタイプ・サイドポールタイプ センターポールタイプ
②支柱の素材 木製 アルミ製 木製 アルミ製
③生地の素材と色 アクリル生地(オフホワイト)【撥水】


オレンジ





④開閉方法 据置き式ハンドル手回し操作 ロープ操作 クランクハンドル手回し操作 ロープ操作
⑤サイズ 8~10人対応 4~6人対応 2人程度に対応 4~6人対応 2~4人対応 8~10人対応 2~4人対応
⑥デザイン・形状 四角形デザイン 六角形デザイン 四角形デザイン 六角形デザイン 片持ちスライド式 八角形デザイン
⑦風対策 バネクリップ機構
バネクリップ機構
⑧設置方法 標準ベースウエイト仕様 標準ウエイト仕様
⑨日差しの移動への対応 支柱回転

⑩テーブルとの干渉 地面まで 201mm 地面まで 1,123mm 地面まで620mm 地面まで1,118mm 地面まで
853mm
※柱側収納
地面まで1,200mm 地面まで2,171mm 地面まで1,200mm

※価格にウエイト、ベースは含まれておりません。

まとめ

大型パラソルの選び方には、多くのポイントがありますが、目的や設置場所に合わせて選ぶことで、より効果的に空間を演出できます。ぜひ、本記事を参考に最適なパラソルを見つけてください。

製品の詳細やお見積りのご相談は、こちらのページお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。


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また、実際にキャンバス生地がオーニングに使用されている様子が見られる展示場が、東京都と長野県にございます。 ぜひ、実物をお確かめください。ご来場お待ちしております。


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屋外用パラソルについて よくあるご質問

ここでは、パラソルを検討中の方からよく寄せられる質問にお答えします。

Q1屋外用パラソルはどこで買えますか?
A1家庭用のパラソルであればホームセンターでも購入できますが、業務用の大型パラソルをお探しの場合は、デザイン性や機能性、耐久性などを考慮し、専用メーカーから購入することをおすすめします。お近くの販売施工店様へご相談ください。
Q2屋外用パラソルは常設できますか?
A2基本的には、一時的に使用しない場合はパラソルを閉じて、風で開閉しないよう付属のベルトなどで固定します。 また、強風などの悪天候時や、冬季で長期間使用しないときは破損や劣化を防ぐため収納・取り外ししてください。 詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
→「悪天候時はどうする?オーニング パラソルの管理・取扱いについて」
Q3屋外用パラソル以外の日よけ製品はありますか?
A3日よけを意味するオーニング製品が多数ございます。オーニング製品も、壁付型や自立型など設置場所に合わせて様々な種類を選ぶことができます。
詳しくは、オーニングについて解説したこちらをご覧ください。
→「オーニングとは」

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