2018年2月6日
立春を迎えてなお、いやさらに、寒さがつのります。
諏訪湖も全面結氷し、5シーズンぶりに御神渡り現象が発生したようですね。
厳しい寒さは今週いっぱい続きそうなので、興味のある方は暖かい恰好をしてぜひ観にいってみてください!
さて、本日は弊社の全社的な取り組み「減電プロジェクト」をご紹介します。
2014年に3年で全社の電力使用量を30%削減することを目標にしたこのプロジェクト。
残念ながら、3年間の期間内では、24.5%の電力使用量削減と、目標未達成となりましたが、
現在は新たに全社15%削減という目標を掲げて取り組んでいます。
2か月に1度の会議で報告をするものの、普段は各工場それぞれ減電活動を行っているので、
省エネ機械や対策を実際に見たことがない…。
せっかくだから、工場の減電活動を見てみよう!ということで、
今回は会議と一緒に工場見学も行いました。
見学したのは、オフィス家具製造を行っている伊那工場です。
こちらはIoTで、工場内の設備の稼働状況や温度がわかるシステムです。
どの機械が止まっているのか、動いているのかがすぐにわかります。
こちらは、各職場の電力使用状況がリアルタイムで把握できるシステム。
モニタで表示されるので、担当者以外の作業者やお客様にも今どんな状況下がわかりますね。
写真が載せきれませんが、照明はLEDに変更され、省エネタイプになっていたほか、
工場の壁には断熱材を使用することで、エアコンの使用量を抑えたり、
設備の稼働時間もタイマー制御で必要以上に電気を使わないようにするなど、
減電のためにさまざまな工夫がされていました。
そのほか、安全、省人化といった面からもロボットが多く使われており、
興味深く、勉強になりました!
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ちなみに、この減電プロジェクトは昨年のISO外部審査で、「ストロングポイント」として、
高く評価されました。
まだまだ寒い日が続き、エアコンの使用量もどうしても増えてしまいますが、減電に貢献できるよう、
工夫して乗り切って行きたいと思います。
(TQM推進室_林)