店先やテラスで映える!ブランディングを高めるオーニング・パラソルのカラー選定術

オーニング・パラソルのカラー選定術

空間演出の鍵は“色”。店舗・施設の印象を左右する日よけのデザイン戦略

日よけ製品として活躍するオーニングやパラソル。
その役割は日差しを遮るだけではありません。“色彩”を通じて店舗や施設の印象を左右する、重要なブランディング要素でもあります。
本コラムでは、色彩心理学の視点から、業種や立地に合ったカラー選定の考え方や演出方法をご紹介します。

1.色彩心理学から考える「印象」と「効果」

オーニングやパラソルに使用するキャンバスカラーは、「快適性」だけでなく「集客力」や「ブランドイメージ」に直結します。
以下に代表的な色とその心理的効果、活用事例を示します。

主な印象 活用事例
赤・オレンジ系 活気・暖かさ・食欲増進 飲食店、テイクアウトショップなど
青・水色・緑系 清涼感・安心感・誠実さ 医療施設、カフェ、公共スペース
ベージュ・白系 清潔感・開放感・明るさ ベーカリー、美容サロン、教育施設
黒・濃紺・ダークグレー系 高級感・重厚感・落ち着き アパレル、高級レストラン、ブライダル施設


たとえば、「カフェの落ち着いた空間」を演出したい場合は、緑系やアースカラーのオーニングが好相性。
一方で、「ランチタイムの回転率を上げたい」ファストフードでは、赤系やオレンジ系が効果的に作用します。

また、ロゴや店舗外観と調和させることでブランドの一貫性が高まり、信頼感につながるという効果もあります。

2.見た目だけじゃない。商業地での視認性と差別化戦略

商店街や繁華街のような看板や外装が混在するエリアでは、オーニングやパラソルも「視認性」や「独自性」が求められます。

  • ストライプ柄やアクセントカラーの使い方で、通行人の視線を誘導
  • 照明や装飾との組み合わせで、夜間の印象をコントロール
  • 周囲との差別化を図るために、あえて落ち着いた色を選ぶケースもあります
色の印象は「目立てばいい」という単純な話ではなく、立地・時間帯・目的に応じた色選びのバランスが重要です。

3.製品別:カラー演出におすすめのモデル

自立型オーニング「リパーロ」

スポーツ施設:自立型オーニング「リパーロ」
サッカー場の屋上観覧席に設置した自立型オーニング「リパーロ」

フリースタイル設計と豊富なカラー展開で、ブランドカラーを活かした空間演出が可能です。

自立型オーニング「リパーロ」

壁付型オーニング 「ジェノバ」

店舗:壁付型オーニング「ジェノバ」
店舗の入り口に設置した壁付型オーニング「ジェノバ」

壁面との一体感を演出しやすく、建物外観の印象を整えるのに適しています。フリル部分にはシルク印刷で店名などを印刷することもできます。

壁付型オーニング「ジェノバ」製品紹介

大型パラソル「ステラ」

カフェテラス:大型パラソル「ステラ」
商業・観光施設のテラス席に設置した大型パラソル「ステラ」

支柱色・キャンバス色の組み合わせが豊富で、商業施設や屋外テラスのブランディングに最適です。

大型パラソル「ステラ」製品紹介

4.まとめ

色は、空間の“温度”も“表情”も変える力を持っています。
日よけ製品を選ぶ際は、ぜひ「遮る」だけでなく、「魅せる」という視点でもご検討ください。
タカノでは、施設の雰囲気やブランドに合わせたカラー提案も行っております。
現場に合った設計・配色をトータルでサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。


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また、実際にオーニングやパラソルが見られる展示場が、東京都と長野県にございます。 ぜひ、実物をお確かめください。ご来場お待ちしております。


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